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自動メンバー表示(入力支援機能/IntelliSense)を使う。

Access2010でクエリを作成するとき、式ビルダーで式を記述するとき、Visual Basic Editorでコードを記述するときなど、自動メンバー表示(入力支援機能)を使うことができます。これを使うことで、いくつかの大きなメリットがあります。

  1. コードや式を記述する上で、次に続けるワードが候補として表示してくれるので、逐一入力する手間を省くことができる。
  2. 候補から選ぶことで、後に続くワードが適正に充てられていることがわかる。
  3. スペルミスを減らすことができる。
  4. 小文字を適切に大文字に変換してくれたり、適切なスペースを自動的にとってくれたりする。

では、よく使う便利な機能をいくつかあげてみます。

  1. クエリのデザイングリッドで自動メンバー表示を利用する
  2. 式ビルダーで自動メンバー表示を利用する
  3. VBEで自動メンバー表示を利用する

クエリのデザイングリッドで自動メンバー表示を利用する

クエリのデザイングリッドにある抽出条件にフォーム上のテキストボックスの値を指定していきたいと思います。まず、「日付」フィールドの「抽出条件」のに「f」と一文字入力します。すると、「f」で始まる一覧が表示されます。ここでは、[Forms]を選択して、「TAB」キーを押します。

入力支援

すると、「抽出条件」のところに、[Forms]と入力されます。このあとに、手動で「エクスクラメーションマーク(!)」を入れます。

入力支援機能

すると、次に入力することのできる候補一覧が表示されます。ここに表示されている一覧は、このAccessデータベースファイルの中にあるフォーム名一覧です。つまり、[Forms]![フォーム名]で、指定したいフォーム名を表すことになります。ここでも、該当するフォーム名を選択して、「TAB」キーを押します。

入力支援機能

フォーム名の次はテキストボックス名を指定します。フォーム名を選択した後に、エクスクラメーションマーク(!)を入れると、さきほどと同じようにテキストボックスの候補一覧が出ますので、ここでは、「テキスト7」を選びます。

入力支援機能

これで、[F_main]フォームにあるテキストボックス「テキスト7」が指定できたことになります。

[Forms]![F_main]![テキスト7]

入力支援機能

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式ビルダーで自動メンバー表示を利用する

フォームやレポートなどのデザインビューの設定の時などに使う式ビルダーでも入力支援機能が利用できます。ここでは例として、式ビルダーに「DMax」関数を記入していきます。まず最初に「DMax関数」の頭文字「dm」と入力します。すると、「DM」から始まる候補が2つ出てきましたので、ここで指定する「DMax」を選択して、「TAB」キーを押します。

式ビルダー入力支援

指定したいフィールド名「伝票番号」の最初の部分の文字「伝票」と入力すると、候補が現れます。あと、必要な引数を表示してくれるクイックヒントが表示されます。ここでは、3つの引数を入れられることがわかります。

引数 内容 引数の例
expression “フィールド名” “[伝票番号]”
domain “テーブル名”または”クエリ名” “[T_売上main]”
[criteria] “条件式(省略可能)” 省略

指定するフィールド名を選択して、「TAB」キーを押します。

式ビルダー入力支援引数[伝票番号]の後に、半角でカンマ(,)を入力します。その後も同様に次の引数である「テーブル名」、ここでは、[T_売上main]を入力します。3つ目の引数はここでは省略しますので、何も入力せずに最後括弧で閉じます。それぞれの引数は文字列で指定する必要があるので、それぞれをダブルコーテーションマークで括ります。

DMax(“[伝票番号]”,”[T_売上main]”)

式ビルダー入力支援

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VBEで自動メンバー表示を利用する

Visual Basic Editor (VBE)でコードを記述する際にも、入力支援機能を使うことができます。ここでは例として、ボタン「btnNext」をクリックしたときに発生させるイベントを記述していきます。最初に「docmd」と入力して、半角ピリオド(.)を入力すると、候補を表すプルダウンリストが出てきます。

VBE

今回は、レコードを移動させる「GoToRecord」を呼び出したいので、「go」と打ってみます。すると「go」で始まる候補が表示されますので、「GoToRecord」を選択して、「TAB」キーを押します。

VBE入力支援機能

「docmd.GoToRecord」の後に引数を続けますが、今回は、最初の2つは省略しますので、カンマ(半角)を2つ続けて打ちます。そうすると、3つ目のところでメンバー表示が現れますので、ここでは、次のレコードに移動させるための「acNext」を選択して「TAB」キーを押します。

VBA入力支援

最後にEnterキーを押して、行が変わると、「docmd」は「DoCmd」と自動的に小文字から大文字に変換してくれます。

VBA入力支援

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Accessのデータベースのツボとコツがゼッタイにわかる本 最初からそう教えてくれればいいのに! 2013/2 [ 立山秀利 ]

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