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カセットスプロケット交換への準備

クロスバイクなどのスポーツバイクをカスタマイズ、メンテナンスしていくなかで、カセットスプロケットの交換というものがあります。カセットスプロケットとは、自転車の後輪についている変速するときに使うギア(歯車)のことを指します。

スプロケットの交換といってもどのスプロケットを選べばよいのか、またディレイラとの関係など、実際にスプロケットを交換するにあたって、まずは事前に調べておかなければならないこともいろいろあります。


ちなみに、同じフリーホイールのスプロケットでも、ボスフリーと呼ばれる、フリー構造の違うスプロケットもあります。まずは、自分のスプロケットがどのタイプにあたるのかを知る必要があります。

カセットスプロケットを交換するとき

では、どんなときにカセットスプロケットを交換する必要がでてくるでしょうか。いくつか考えられる例をあげてみます。

1) ギアの歯数を変更したいとき

カセットスプロケットには、同じ変速数、つまり、歯車の枚数が同じでも、それぞれの歯車の歯数の違いにより、いくつかの組み合わせの商品が用意されています。

例えば、SHIMANO CS-HG50-8というスプロケットがありますが、これはギアが8枚ある、つまり8速スプロケットということになります。ちなみに、CS-HG50-8はSHIMANOのサイトでClarisのR2000シリーズに位置付けられています。

そして、このCS-HG50-8の中でも歯数の組み合わせによって、次の7種類ものパターンから選べるようになっているのです。

  • 11-28T
  • 11-30T
  • 11-32T
  • 11-34T
  • 12-23T
  • 12-25T
  • 13-26T

例えば、一番上の「11-28T」の「11」は一番小さいギアの歯の数、「28」は一番大きなギアの歯の数を表しています。
そして、「28T」の「T」は、「歯」の英語表記である「teeth」の頭文字をとったもので、歯数の単位記号になっています。

さらに、最小ギア・最大ギア以外のギアもそれぞれ歯数が違いますが、詳細はメーカーサイトなどで確認することができます。

ひとつ例をあげますと、私が今回選んだ「11-30T」の各ギアの歯数は次のようになります。

11-13-15-17-20-23-26-30T

この歯数の組み合わせは、最小ギアが11T、最大ギアは30Tと、歯数の差がかなりあります。最小ギアが11Tということは平坦な見通しの良い道なんかを走ると、かなりスピードを出すことが可能ですし、最大ギアが30Tのおかげで、少々きつい坂道でも楽に上ることができるようになります。

私のクロスバイク、LOUIS GARNEAU LGS-RSR4(2012年モデル)には「12-25T」8速のスプロケットが付いていました。歯数の組み合わせは次の通りです。

12-13-15-17-19-21-23-25T

私の住んでいる地域は、結構坂道のあるところで、上り坂の時はいちばん軽いギア、つまり「25T」を使って坂を上っていました(フロントギアはインナーギアの34Tです)。
「25T」を使えばそこそこの登坂は楽に登れるのですが、体力が少し落ちているとき、疲労がたまっているときなどは、やはりもう少し軽いギアが欲しくなる時があります。

そこで私の場合は、少し大きめのギアである「30T」のついたスプロケットを選択することにしました。

今は、登坂でも30Tはほぼ使わず、26Tを使って登っています。ですが、かなりきつい坂を上るときは30Tがとても役に立ってくれることと思います。

2)リアの変速数を変更したいとき

リアとは後輪部分のことを指しますが、リアの変速数を変えたいときは、ギアの枚数が変わりますのでスプロケットを交換する必要があります。

ただし、変速数を変えるということは、自転車の変速数に関わる他の部品(コンポーネント)も一緒に交換していく必要がでてきます。現行の自転車のどの部品を交換する必要があるのか、また、どの部品はそのまま流用できるのかを事前によく調べる必要があります。

変速数を変えるときは、互換性の問題から多くの部品を交換する必要があるので、意外とコストがかかってしまいます。ですが、調べていくうちにコンポーネントなどのことがよくわかってくるので、それはとても楽しいことでもあります。

変速数を増やし、コンポーネントをグレードアップすることで、自転車の性能はあがります。ですが性能をあげる方法として、例えばホイールを今よりグレードの高いものに交換するという方法もあります。そのあたりもよく調べていくと、とても面白いと思います。

3)ギア(スプロケット)が錆びてしまったとき

私の自転車は、集合住宅の駐輪場に止めてありますが、そこは、屋外で屋根はありますが、雨が降れば自転車は濡れてしまいます。

自転車を購入した当初から、自転車カバーはずっとかぶせていたのですが、一時期カバーをかけないで駐輪していたときがありました。すると、数か月のうちだったでしょうか、ギアはすぐにまっ茶色すなわち錆び錆び状態になってしまいました。

これはいけないと思い、再びカバーをかけるようにしていますが、注油もしていなかったので、異音もしますし、スムーズに変速することもできませんでした。


こちらが変更後のスプロケットです。わかりづらいですが、最大ギアの大きさが交換前よりも大きくなっています。

さいごに

今回は、カセットスプロケットはどんな時に交換する必要があるか、いくつかの例をあげてみました。

私は、6年程乗ってきた自転車の前後のディレイラがかなり劣化してきていたので、ディレイラと、錆び錆びになっていたスプロケットとチェーンも一緒に交換することにしました。

私の場合はコストを抑えたかったこともあり、変速数は8速のまま変更せず、リアの最大ギアの歯数を25Tから30Tのものに変更しました。これにより、登坂を楽に上ることができるようになり、前後のディレイラを新品に交換することで、変速もスムーズになり、快適に自転車に乗ることができています。

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